自動車保険の車両入替とは?手続き方法やポイントについて解説!

今乗っている車を乗り替える場合、自動車保険の車両入替という手続きが必要です。
「入れ替えは何日前までにしなきゃいけないの?当日でもいい?」「入れ替え日っていつのこと?」「車両入替しないとどうなるの?」
車を買い替えたり、譲り受ける方の中には、こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むことで、車両入替方法が分かるようになりスムーズに手続きできるでしょう。
車の変更と同時に補償や保険料を見直せば、あなたにピッタリな自動車保険にできます。
納得の自動車保険にお得に加入して、新しい車での生活を楽しんでください。

この記事でわかること

  • 車両入替は、車を納車する日までに手続きする必要がある
  • 入替手続きには車検証と入れ替え前後の車の累計走行距離(オドメーター)値が必要になる
  • 車の所有者に関する入替条件は、変更後の所有者が前と同じか、被保険者の配偶者または同居の親族であること
  • 用途車種に関する入替条件は、変更前と後の車の用途車種区分が同じであること
  • 差額保険料が高額なときは、他社の見積もりをとったり、補償の見直しや等級シャッフルをして安くする方法がある

車を買い替えたら車両入替が必要

今まで乗っていた車を手放して、別の車に乗るケースには以下の3つが考えられます。

  • 新車を買う
  • 中古車を買う
  • 車をもらう

いずれの場合でも、自動車保険で車両入替という手続きが必要となります。
車両入替とは、補償対象となる車を変更する手続きです。契約者には、契約している車が変わったら保険会社へ通知する義務があります。
通知しないとトラブルがあっても補償されないこともあるため、入れ替え手続きは必ずしましょう。

いつまでに手続きが必要か

車両入替は、車を乗り替える日までに手続きする必要があります。
事前にしておかないと、乗り替える日に補償がうまく切り替わりません。
車を購入する場合は納車日、もらう場合は譲渡される日までに手続きしてください。
日にちが決まったタイミングで手続きするのがいいでしょう。

車両入替手続きの中で指定する変更日とは車を入れ替える日のことです。
「納車日」や「譲渡される日」を指定しましょう。会社によっては異動日や車両入替日などと呼ばれることもあります。

変更日当日は乗り替えしたタイミングで前の車から新しく取得した車に補償が切り替わります。
変更日は、乗り替え前の車にも新しく手に入れる車にも、どちらにも乗るケースが多いと思いますがご安心ください。
車両入替の手続きが納車日当日になってしまった場合でも手続きは可能です。
変更内容が保険会社に通知された時点から新しい車での補償が開始されます。

ダイレクト型(通販型)の保険なら、WEBで手続きしましょう。
代理店型(店舗型)なら、代理店に電話で連絡してください。
必要な情報が揃っていれば電話で完結できますが、あとで車検証を送ったり書面での手続きが必要になる場合もあります。

手続きを忘れたらどうなる?猶予期間とは

車両入替手続きを忘れた場合は、新しく手にした車でトラブルがあっても補償されないことがあります。
保険会社は加入者から車が替わったことを知らされていないため、前の車しか補償していない状態だからです。
しかし、入替後約1ヶ月以内であれば猶予があります。
入替の自動補償特約が自動セットされているからです。

入替の自動補償特約とは所定の条件を満たしている場合、新たな車を手にした翌日から30日以内に必要な手続きをすれば、新たな車を補償の対象とする特約です。
例えば、乗っていた車を廃車した後に新車を購入したAさん。
保険会社へ連絡するのを忘れたまま半年以上が過ぎたある日、事故にあいました。
保険料は払い続けていましたが、補償内容は廃車した以前の車のままです。
Aさんの場合、保険料を払い続けていても補償の対象から外れることになります。

仮に新車購入から1ヶ月以内の事故であれば、補償される可能性が出てくるでしょう。
自動補償特約はありますが、適用されるためには条件もあるため乗り替える日までに手続きしてください。

車両入替をするのに必要な書類

車両入替の手続きのために用意するものは以下3つです。

  • 車検証
  • 乗り替え前の車の累計走行距離(オドメーター)の値がわかるもの
  • 乗り替え後の車の累計走行距離(オドメーター)の値がわかるもの

差額が発生した場合は保険会社によって以下のものも必要です。

  • 金融機関口座
  • クレジットカード

車検証が手元にない場合は、以下の情報が分かれば売買契約書でも代用できます。
代用できる書類がない場合は販売店に相談すれば教えてもらえるので聞いてみてください。

  • 登録番号(ナンバー)
  • 初年度登録
  • 型式
  • 車台番号
  • 所有者
  • 使用者

車検証の名義変更がまだ終わっていない場合でも手続きは可能です。
実態上の所有者という扱いで、一時的に車検証とは名義が違っても変更後の所有者名で手続きできます。
ただし、車検証の変更手続きに既に入っていること!必ず変更手続きをすること!が条件です。
名義変更が未完了の場合、保険会社によっては取扱いや手続き方法が異なるため問い合わせしてみてください。

車両入替の手続き方法

車両入替の手続き方法は「代理店型(店舗型)」「ダイレクト型(通販型)」で違います。
必要なものはどちらも変わりません。
準備ができ次第それぞれの方法で入れ替えを始めましょう。

代理店型(店舗型)の場合

加入している自動車保険が代理店型(店舗型)の場合、まずは代理店に連絡しましょう。
車両入替は代理店をとおして手続きします。手続き方法は主に3つあります。

  • 電話
  • タブレットや代理店PC
  • 書面に署名・捺印

代理店に車を買い替える旨の話をすれば、いずれか都合のいい方法で手続きをすすめてくれるでしょう。
車を購入するお店があなたの契約を扱っている代理店でもある場合は手続きがスムーズですね。
手放す車と新しい車それぞれの情報や納車日を代理店があらかじめ知っているからです。
車を購入するお店があなたの契約を扱っているお店ではない場合や、車を知人や親戚からもらう場合は自分で代理店への連絡が必要です。
変更手続きは、あなたの契約を扱っている代理店でしかできません。
保険を扱っている代理店であれば、どこのお店でも変更手続きができるわけではないので注意しましょう。

https://car-h.info/wp/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png
所有者A

「車を買ったお店で車両入替もしてくれると思い違いして、入替手続きしないまま満期を迎えた人もいるので要注意!」


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所有者B

「車の乗り替えと保険の手続きは別なんだね。注意しないと。」

オススメの記事

【車を貰う場合】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
親や知人から自動車を貰った時の保険はどうしたら良いの

ダイレクト型(通販型)の場合

加入している自動車保険がダイレクト型(通販型)の場合はWEBで手続きしましょう。
車両入替だけであれば、基本的にWEBで完結します。
必要なものを準備したら保険会社のページへアクセスしてログイン。
変更内容から車の入れ替えを選択し、あとは聞かれたことに答えていく流れで必要事項を入力していけば、あっという間に終わります。
わからないことがあれば、チャットや電話で聞くことも可能です。
手続きの流れを解説する動画が用意されている保険会社もあるので、最初に観ておくのもいいでしょう。
差額保険料がすぐに出るので、自分で補償内容をいろいろ変えてみることもできます。
スマホでもできるので、空いた時間にサクッとやってしまいましょう。

車両入替ができる条件

保険の対象となる車を途中で変更できるのは、以下どちらかの場合です。

  • 新しく車を手に入れた場合
  • 契約の車を手放して、他に持っている車に変更する場合

どちらの場合も、変更前後の車の「所有者」「用途車種」に条件があります。
条件に合致していないと入れ替えできないので、詳しくみてみましょう。

所有者に関する条件

車両入替では「被保険者」と「所有者」が重要なポイントです。
被保険者とは車を主に運転する人をさします。契約者以外で車をよく使う人がいれば、被保険者として指定します。
指定がなければ、契約者=被保険者とみなされます。
所有者とは車検証上の車両所有者です。
変更後の車検証の所有者が次のいずれかであることが入替えできる条件となります。

  • 変更前の所有者
  • 被保険者
  • 被保険者の配偶者
  • 被保険者またはその配偶者の同居の親族

夫婦間であれば、単身赴任などで別居していても入れ替え可能です。
親名義の車を子どもにゆずる場合、同居であれば問題ありません。
しかし、近所に住む親名義の車は入れ替えできません。同居ではないからです。
車検証の名義変更をすれば入れ替えできるようになります。

オススメの記事

【同居】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
自動車保険の等級は引き継げる?引き継ぐときのポイントと注意点

車の用途車種に関する条件

入れ替えには車の用途車種にも条件があります。
用途車種とは車の種類のこと。自家用普通乗用車や自家用軽四輪乗用車などの区分をさします。
変更前と後の車の用途車種区分が同じであることが入れ替えの条件です。
普通乗用車や軽自動車などの自家用車は自家用車同士でないと入れ替えできません。
二輪車も二輪同士、原付バイクも原付同士でしか入れ替えできません。
『出典:おとなの自動車保険 普通保険約款・特約集 2023.1.1』
<別表4>契約自動車の入替ができる用途車種区分表

例えば、副業として個人配送を始めようと営業ナンバーの軽貨物を買い、今まで乗っていた自家用車と乗り替えた場合、営業用と自家用では入れ替え手続きができません。
自家用車の契約は解約して、営業用の車は新規で契約が必要です。

保険料の差額を安くする方法3選

入れ替えをすると多くの場合、保険料に差額が出ます。
安くなるケースもあれば、高くなるケースもあります。
似ている車種でも型式が違えば、同じ補償内容でも保険料は違います。
入れ替えの見積もりをして差額が高くなってしまった場合、何か対策はないのでしょうか。
これから紹介する3つの方法をぜひ試してみてください。

補償内容の見直し

補償内容の見直しを検討しましょう。
車を替えるタイミングは、車を使う人や使い方も変化することが多いもの。
主に以下3つの補償を確認してください。

  • 車両保険の補償範囲、免責金額
  • 運転者の限定範囲、年齢条件
  • 使用目的

車が替われば、車両保険の保険料は変わります。
車によって型式や車両金額が違うからです。
車両保険の補償範囲と免責金額を見直せば、保険料に大きく影響します。
例えば、車両保険の補償範囲をフルカバーの一般タイプから、補償を限定する限定タイプに変更すれば保険料はかなり抑えられます。
また、免責金額という、事故にあったとき自己負担する金額をあらかじめ設定することで補償内容は変えることなく、保険料の節約が可能です。
設定する自己負担額を高くすればするほど、保険料は安くなります。

次に、車に乗る人が変わっていないか考えてみましょう。
「今までは家族みんなで使っていたけれど、新しい車は自分しか乗らない」という場合は、運転者の限定範囲を本人限定に変更しましょう。
年齢条件も乗る人に合っているか確認してください。

最後に、乗る目的を確認しましょう。
「通勤・通学用」と「日常・レジャー用」で目的は変わっていませんか。
もし、今までと違う乗り方をする場合は使用目的を変更しましょう。

オススメの記事

【免責金額】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
車両保険の免責金額とは?自己負担額はいくらにしたらよいか

オススメの記事

【年齢条件】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
自動車保険はどうして年齢で保険料が変わるの?|年齢条件のしくみとは

保険会社を変える

契約している保険会社を他の保険会社に変えると、保険料を安くできる可能性があります。
保険会社によって特徴はさまざま。あなたにあった補償で、今よりも安い保険会社があるかもしれません。
比較するには一括見積りサービスを使うのがおすすめです。
条件を入力すれば、一度に複数の保険会社から見積もりをもらうことができます。
「入れ替えだけなのに、わざわざ他社に見積もり依頼する必要なんてあるの?」と思うかもしれませんね。
実際に保険会社を変更しなくても、見積りしてみる価値はあります。
あなたの今の保険料が他社と比べて安いのか高いのか、相場が分かるでしょう。
見積もりはタダですし、見積もりすると特典がもらえることもあるのでお得です。

等級シャッフル

あなたや同居の家族間で車を複数台お持ちの場合は、等級シャッフルを試してみてください。
等級シャッフルとは、等級や料率クラスに合わせて保険契約を一番お得な組み合わせにすることです。
保険料の最適化ができるので、補償を変えずに負担を軽くすることが可能です。

「20等級のA車」と「8等級のB車」の2台を所有しているケースを例にしましょう。
B車を売却してC車を購入する場合、8等級の契約でB車からC車に入れ替えすると差額保険料が高かったとします。
そこで、20等級の契約でA車からC車に入替え。同時に8等級の契約でB車からA車に入れ替えをします。
差額保険料はB車からC車へ入れ替えしたときに比べて安くなるかもしれません。

必ずしも等級シャッフルした方が安くなるわけではないので、そのまま入れ替えした場合とシャッフルした場合の複数パターン見積もりしましょう。
「等級シャッフルできるなら、今ある2台の等級を逆にしたら安くできないかな?」と考える人もいるでしょう。
等級をシャッフルできるのは、増車や減車があったタイミングだけです。
何も車に変更がないときは入れ替えできません。

オススメの記事

【料率クラス】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
型式別料率クラスで保険料が変わる仕組みとは?

まとめ

車を新たに手に入れた場合に必要な自動車保険の手続きについて以下5点を解説してきました。

  • 車両入替の手続きとは何か
  • いつまでに手続きが必要か
  • 手続き方法と必要な情報
  • 車両入替ができる条件
  • 入替えによる保険料の差額を安くする方法

車を買ったり、手放したりするタイミングは保険の見直しをするチャンスです。
乗り替える日が決まったら、早めに車両入替の見積りをしましょう。
見積もりをしないと差額保険料がどれくらいかかるのか、高くなるのか安くなるのかも分かりません。
乗り替える日までに余裕がないと、差額保険料が高くても保険内容を検討する時間がなく、高い保険料を支払うことになってしまいます。

入れ替えの試算はとても簡単です。
必要な情報があれば、その場で差額保険料が分かります。
まずは希望の補償でいくらかかるのかを把握しましょう。
金額によっては補償内容の見直しや他社での見積もりを考えてみるのもアリです。
入れ替えを機に、あなたにピッタリで納得のいく補償内容の保険にしましょう。

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