自動車保険の継続手続きは簡単なのに面倒ですよね。
自宅に送られてくる継続申込書にサインするだけなのに、つい先延ばしにしがちです。
筆者は過去に自動車業界で営業として7年間勤務しており、保険業務も担当していました。
自動車保険の満期日ギリギリまで更新手続きが行えないと、ヒヤヒヤしたのを覚えています。
実は自動車保険の継続手続きを楽に済ませる方法があります。
今回は自動車保険の更新手続きの流れや、更新し忘れた際の対処法、そして手続きを楽にする方法をご紹介します。
自動車保険の継続手続きを忘れて良いことは1つもありません。
この記事を読むことでそれらのリスクや対処法について知ることができます。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事をまとめると
- 自動車保険の継続手続きは満期日まで可能
- 手続きせず満期日を超えると、無保険や等級の失効といったリスクが生じる
- 自動更新特約やオンラインでの更新方法に変更することで、手続きを楽にできる
自動車保険の継続手続きとは
自動車保険の継続手続きとは、現在契約中の自動車保険が満期を迎え、次年度分を更新する手続きのことです。
自動車保険の契約期間は1年や3年などがあるので、その年数を超える前に継続の案内が契約者の元へ届きます。
継続手続きで準備するもの
自動車保険の継続案内とともに、継続申込書が送られてきます。
必要事項を記入し返送するだけで継続手続きが完了するので、特別用意するものはありません。
運転免許証の有効期間やカラーが変わった場合は、改めて契約条件を変更する必要があるので、運転免許証のコピーを同封する必要があります。
継続手続きの流れ
多くの保険会社では、自動車保険の満期日2ヶ月前頃から案内書類が自宅に送られてきます。
筆者は書類を郵送するとともにお客様に電話連絡も行っていたので、直接連絡をくれる営業マンもいるかもしれません。
郵送書類には現在のプランを契約した場合や、その他おすすめの補償プランが作成された書類が同封されています。
その中から好きなプランを選択し、保険会社宛に返送すれば継続手続きが完了します。
【継続割引】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
自動車保険のインターネット割引を比較!2年目以降の継続割引とは?
継続手続きはいつまでにする?
次に自動車保険の継続手続きにおいて、気をつけるポイントをご紹介します。
更新の期間
保険会社によって様々ですが、3ヶ月〜2ヶ月前から更新手続きが可能です。
心配な方は契約している保険会社に確認をしましょう。
当然満期日まで更新可能なので、ギリギリになっても問題ありませんが、同じ保険会社で継続することや、継続プランが決まったのであればなるべく早めに更新手続きを済ませましょう。
手続きを忘れたらどうなる?
更新手続きを忘れ満期日を超えてしまうと、無保険の状態になります。
無保険の状態で自動車事故に遭うと、当然保険は適用されないので大変危険です。
さらにこれまでの保険等級が失効する恐れもあります。
等級が失効し新たに自動車保険を契約すると、新規の等級からやり直すことになるので、保険料がかなり高額になります。
様々なリスクがあるので、更新手続きは忘れずに行いましょう。
手続きを忘れた際の対応
更新手続きを忘れた際は、すぐに契約している保険会社に連絡しましょう。
保険会社によっては満期日の翌日から7〜30日以内であれば、満期日に更新したとみなして継続できるかもしれません。
先に紹介したリスクを避けるためにも、満期日前の更新はもちろんですが、忘れてしまった場合は急いで保険会社に連絡してください。
【保険の解除】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
自動車保険の解除とは?知らないと損するポイント
自動車保険の見直しポイント
自動車保険の継続更新は、今までの契約内容を見直すタイミングでもあります。
それぞれのポイントについて解説します。
継続手続きのステップ
自動車保険の継続手続きに関して、自動更新特約があります。
この特約を付帯することで、万が一更新手続きを忘れてしまっても、補償が途切れることなく現在の契約を自動更新してくれます。
自宅を離れる期間が多い方は、更新案内の郵便を見逃す可能性があります。
その他うっかり忘れがちな方にも、この特約はおすすめです。
特約名は保険会社によって様々なので、興味のある方は保険会社に聞いてみましょう。
オンラインでの手続き方法
保険会社によっては、自動車保険の更新手続きを書面でなくオンラインに変更することも可能です。
継続申込書に目は通したけど、記入や返送が面倒で先延ばしにすることもありますよね。
オンラインで継続更新ができるようになれば、書類の記入や返送もしなくて済むので、そのような心配はありません。
時間や場所を選ばずに更新手続きを行えるので、オンライン操作が得意な方はこのような更新方法を選ぶと良いでしょう。
保険料の支払い方法
自動車保険の継続更新は、保険料の支払い方法を変えるタイミングとしても有効です。
保険料の支払い方法はどのような種類があるのかをご紹介します。
口座引き落とし
保険契約時に届け出た契約者名義の口座から、保険会社が自動で保険料を引き落とす方法です。
振込手数料はかかりませんが、口座残高が保険料を下回っていると引き落とされないので注意しましょう。
クレジットカード払い
自動車保険の保険料をクレジットカードで支払う方法です。
保険料の支払いはクレジットカードに集約されるので、支出をひとまとめに管理できます。
銀行振込
保険会社が指定する銀行口座に保険料を直接振り込む方法です。
金融機関によっては契約者負担の振込手数料が必要であったり、指定された期日まで確実に振り込む必要があります。
コンビニ払い
保険会社から郵送されてくる払込票をコンビニレジで提示し、その場で保険料を支払う方法です。
銀行振込同様、支払い期限に注意しましょう。
自動車保険の継続更新は忘れないようにしよう
自動車保険の更新手続きを忘れると、
- 無保険状態になる
- 等級が失効する恐れがある
というリスクがあることが分かりました。
それらの対策として、
- 自動更新特約をつける
- 更新手続きの方法をオンラインに変更する
という方法が有効でした。
自動車保険の更新手続きを忘れると様々なリスクが生じます。
筆者も営業時代、どうしてもお客様と連絡が取れず失効になったことがあります。
等級の失効は想像以上にダメージが大きいので、皆様は絶対に手続きを忘れないようにしましょう。
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