盗難時の保険金請求の流れ
自動車保険では、自動車の盗難についても補償することができます。
盗難時の対応は、以下のとおりです。
《1. 警察へ盗難届を提出する》
盗難に気付いたら、すぐに警察へ盗難届を提出しましょう。盗難届(受理番号)は保険金請求の際に必要となります。
《2. 保険会社に連絡する》
警察へ盗難届を提出した後、保険会社に連絡しましょう。保険会社から、必要書類の提出や事故の実態調査の指示を受けます。
《3. 必要書類を提出する》
保険会社から指示された必要書類を、速やかに提出しましょう。必要書類には、以下のようなものがあります。
- 警察の受理番号が記載された盗難届
- 車検証
- 自動車保険の証券の控え(ペーパーレスの場合は証券番号)
- 盗難されたものに関する資料等
《4. 事故調査を受ける》
保険会社から調査員が派遣され、事故の状況を調査します。
《5. 保険金の支払いを受ける》
事故調査の結果、保険金の支払いが認められた場合、保険会社から保険金が支払われます。
車両保険に加入していない場合、車両が盗難されても補償が受けられません。
なお、次年度のノンフリート等級は1等級ダウンします。
【車両が盗難】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
車両保険で補償される範囲とは
車を盗難された時の注意点
盗難時の保険金の請求をスムーズに行うためには、以下の点に注意しましょう。
- 1.盗難に気付いたら、すぐに警察へ盗難届を提出する。
- 2.保険会社に連絡する際は、事故の状況を正確に伝える。
- 3.必要書類を速やかに提出する。
自動車保険に加入する際には、盗難時の補償内容や保険金の支払い条件を、必ず確認するようにしましょう。
また、盗難が多いエリアでは、盗難防止装置の活用や、貴重品の車内放置を避けるなどの工夫が必要です。