参考純率

参考純率とは

参考純率とは、損害保険料率算出機構が算出している保険料率のことを指します。
さまざまな保険会社から集めているデータを活用し、計算されている料率です。
自動車保険を販売する保険会社は、損害保険料率算出機構が提供している参考純率と、基準料率(付加保険料率純保険料率)を参考に、ユーザー向けの保険料を決定しています。
なお、参考純率は保険会社に使用が義務付けられているものではありません。

自動車保険料はどのように算出されるのか

自動車保険は強制保険である自賠責保険とは異なり、保険料は各社共通ではありません。各保険会社によって保険料は異なっています。
では、自動車保険料は一体どのように算出されるものでしょうか。
以下の要素を元に、自動車保険料は算出されています。

保険料率

保険料率とは参考純率を元に、各保険会社が算出しているものです。

型式別料率クラス

型式別料率クラスも損害保険料率算出機構が計算を行っているものです。
自動車には型式が定められており、型式別に事故実績に基づき算出が行われます。

等級

保険料を決定づける大きな要素の1つが等級です。
多くの保険会社が1~20等級に分けた上で、保険料の割引率や割増率を決定しています。

年齢や運転者範囲など

運転する方の年齢や、運転される方の範囲によっても保険は異なります。
また、車の使用目的、補償内容によっても保険料は変動します。

このように、参考純率は自動車保険料の決定における1つの要素です。
しかし、参考純率以外にも等級や補償内容などによっても、保険料は上下します。

参考純率の重要性

参考純率は、各保険会社が所有している事故支払いデータや、契約内容などに大量のデータを使用して算出しているものであり、公平性があるものです。
各保険会社はあくまでも自社内の契約者情報しか所有できませんが、参考純率を使用することで、契約者にとって公平な自動車保険の保険料算出ができます。
そのため、使用義務はないものの、多くの保険会社は自社保険料の決定に参考純率を判断材料の1つとして使用しています。

自動車を利用する目的(自家用や事業用)や自動車の種類などにより、事故が発生する頻度や被害の程度には差が生じるため、損害保険料率算出機構では参考純率について、細かく分別を行った上で情報提供を行っています。
型式別料率クラスも、参考純率の一種です。なお、参考純率は、変動するデータであり定期的に改訂が行われます。
参考純率は自動車保険以外の損害保険に関しても算出が行われています。

参考URL:損害保険料率算出機構 
自動車保険参考純率

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【型式別料率クラス】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
型式別料率クラスで保険料が変わる仕組みとは?

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